育毛に効果のある成分は何?効果別の有効成分まとめ

髪のボリュームは、外見の印象を決める大きなポイントと言われています。髪のボリュームにコンプレックスを感じている方にとって悩みが切実なのも、うなづけますね。今回は、育毛に効果が期待できる成分と、その成分の効果的な使い方についてお伝えします。ぜひ参考にしてください。


育毛の有効成分とは? 

まず、「育毛の有効成分」とはどのようなものを指すのか、理解しておきましょう。


育毛の有効成分とは?

育毛剤の有効成分は、育毛効果があると厚生労働省に認められている成分のことです。安全性が高く信頼もあるため、この成分が含まれた育毛剤は医薬部外品としての表記が認められています。医薬部外品ということは、医薬品とは言えないまでも、単なる化粧品以上の効果が期待できるということです。


育毛剤に含まれている有効成分以外のものは?

また、育毛剤には上記有効成分以外に、副作用があまりない天然成分、医薬品に分類される発毛成分も含まれています。

育毛の有効成分はタイプが3つ!目的別に使い分けよう!

育毛の有効成分には3つのタイプがあります。育毛剤をセレクトするときは、自分の悩みのタイプに合わせて選べば、より高い効果が期待できるでしょう。


毛の成長を促す

毛髪は毛根にある毛母細胞が作り出し、頭皮の下の毛細血管が栄養を送り込んで育てます。成長促進タイプの有効成分は、毛母細胞を活性化させたり、毛細血管を広げて血行促進をするもので、毛の成長を促す「攻めて育てる」タイプの成分です。

<毛母細胞活性化>

加齢とともに鈍くなる毛母細胞の働きを活性化させます。

成分名:ステモキシジン・t-フラバノン・パントテニルエチルエーテルなど

<成長因子補足>

成長因子は20代後半頃から減少が始まるため、成長因子として働く成分を補い、毛の成長を促進します。

成分名:リジュリン・ツバメの巣エキス・ヒトオリゴペプチド-21(IGF)など

<血行促進>

睡眠不足・運動不足・冷え・ストレス・食事などが原因で萎縮してしまった血管を広げ、血行を促進します。

成分名:イチョウ葉エキス・エビネエキス・Ⅼ-アルギニンなど


抜け毛防止

脱毛を進行させてしまう悪玉男性ホルモン。このホルモンをブロックする成分で抜け毛を防ぐ、「守る」タイプの成分です。

抜け毛は、脱毛を促すホルモンの影響が直接的原因です。実はこのホルモンの量に個人差はなく、抜け毛に影響を与えるのは、分泌量が遺伝的要因で決まると言われている還元酵素5-αリダクターゼ。この還元酵素の量が多いと、悪玉男性ホルモンの生成量も多くなってしまうという仕組みのようです。抜け毛防止に働く成分は、このホルモンそのものと還元酵素を抑制するものになります。

成分名:キャピキシル・冬虫夏草エキス・ノコギリヤシ・デュタステリド・フィナステリド・エチニルエストラジオール・ヒオウギエキスなど


頭皮環境の改善

頭皮環境の悪化が原因で髪が育たない場合に、保湿・皮脂抑制・抗菌・抗炎などの効果が期待できる成分で「土台から作る」タイプです。皮脂・フケ・かゆみなどは、頭皮を傷つけたり菌を繁殖させたりして土台の環境を悪化させ、毛髪が健全に育ちません。こうした頭皮のトラブルを防ぎ、頭皮環境を健康に保つタイプの育毛成分には、以下のものがあります。

<皮脂抑制>

加齢・生活習慣・間違ったシャンプー・洗いすぎによる乾燥などで分泌量が増加する皮脂を抑制・除去し、酸化を防ぎます。

成分名:アスコルビン酸・カシュウ・ピリドキシンHCIなど

<保湿>

皮脂は頭皮を刺激・雑菌から守る効果があるので、少なすぎるとバリア機能が低下し、フケかゆみ・炎症などがおきやすくなります。頭皮の水分を包み込んで潤いを与える成分です。

成分名:アロエエキス・イラクサエキス・アセチルグルコサミン・アルニカエキスなど

<炎症防止>

炎症はフケ・かゆみ・発疹につながり、抜け毛が増加します。炎症には過剰な皮脂分泌や乾燥だけではなく、紫外線・カラーリング・パーマなどの外的要因も関係しますので注意が必要です。

成分名:イオウ・オウゴンエキス・ジフェンヒドラミンHCI・グリチルリチン酸ジカリウムなど

<菌の繁殖防止>

頭皮環境が悪化すると菌が過剰に繁殖し、かゆみ・悪臭の原因となります。そのような菌の過剰繁殖を防ぐ成分です。

成分名:イソプロピルメチルフェノール・チョウジエキス・ヒノキチオール・ユーカリエキスなど

■育毛剤の有効成分まとめ 

前項でご紹介した有効成分の代表的なものを表にまとめました。育毛剤選びにお役立てください。

育毛剤は目的に合う有効成分で選ぶ

育毛剤には、厚生労働省で認可され医薬部外品として表記できる有効成分があります。この有効成分は、「毛の成長促進」「抜け毛防止」「頭皮環境改善」の3つのタイプに分かれていることをしっかり理解してください。育毛剤を選ぶ際は、お悩みの症状の改善が期待できる有効成分が配合されているかが重要なのです。

浸透にはマイクロニードルを

どの有効成分配合の育毛剤でも、効果を得やすくするためには、浸透方法が大事です。ここで問題になるのが皮膚角質層のバリア機能。角質層には、内部から水分が逃げないようにし外部からの物質侵入を防ぐバリア機能がそなわっています。このバリア機能が成分の浸透を邪魔してしまうのです。

有効成分をしっかり浸透させたい方におすすめなのが、マイクロニードル。角質層のバリア性質を克服し、有効成分を皮膚から浸透させるために開発された技術です。肉眼では見えないくらい小さなマイクロニードル(ニードル=針)に有効成分を凝縮、これをシート上に並べます。このシートを皮膚に貼付し、ニードル内の成分をダイレクトに浸透させるのです。

この技術であれば、分子の粒が大きく浸透がむずかしい成分でも、効率よく皮膚の内側に送り届けることができます。針といっても、角質層だけにアプローチする約0.02mmの細くて小さなもので、痛みを感じることはなく跡も残りません。安心して使えそうですね。